国際結婚

国際結婚にデメリットはある?国際結婚10年目が思うデメリット7選

こんにちは ぺぺです。

国際結婚に興味はあるけど、実際はどうなんだろうと疑問に思う人は多いのではないでしょうか?

国際結婚と聞くと良いことばかりを考えることが多いと思います。

・2ヶ国語以上を話すことができる(日本語と外国語)
・パートナーがかっこいい/きれい
・子供が可愛い
・子供がバイリンガルになる

などの良い点を聞くことが多いのではないでしょうか?

何事もメリットもあればデメリットもありますよね。
本記事では国際結婚でのデメリットについてお伝えしようと思います。

国際恋愛中の方、今から国際結婚を考えている方へ
国際結婚は良い点ばかりではないです。
悪い点もたくさんあります。

国際結婚をして10年目の私が感じた国際結婚のデメリットについてお伝えしようとおもいます。

国際結婚は良いことばかりではないことを知り、それを上回るメリットがある場合があります。

是非、国際結婚の他の一面を知っていただければと思います。

国際結婚 デメリット 7選

1.言葉の壁


私の夫の母国語は英語ではありません。
初めて会った場所ではお互い第二ヶ国語である英語を勉強していました。
お互い英語は海外旅行に行って困らないレベルの英語の実力。
日常生活では困るレベルの英語といえばよいのでしょうか。
つまりはお互いあまり英語が上手ではないということです。

極めつけに

  • 彼は日本語勉強する気はなし(日本在住10年目です)
  • 私も彼の母国語を勉強する気なし (大体の意味はわかりますが、文法などの勉強はしていません)

そんな私たち二人はどうやってコミュニケーションを取っているか?
疑問に思いますよね?

私たちは英語、日本語、彼の母国語の3ヶ国語を使って会話をしています。
私たち2人にしかわからない言葉で話している…暗号のような
コミュニケーションをとっているんです。

普段の生活ではほぼ困ることなく生活できています。
2人で話し合いもよくします。

コミュニケーションはできているものの、やっぱり専門用語などは分からないので、伝えるときに色々な例を出したり、ジェスチャーを交えたりと大変なことが多いです。

彼の家族とのコミュニケーションも問題ありますので、やはり言葉の壁を感じることがあります。

私たちは子供がいるのですが、子供たちには夫の言語もしっかり分かってもらいたいという方針。

家では日本のテレビは禁止し夫の母国語でNetflixやYouTubeでアニメなどをみせるというのを徹底しています。
そのためか、子供たちは夫の言っていることは理解できています。

2.文化や思考の違い


日本人同士でも他人同士のため考え方の違いはありますよね.
外国人だとさらにあると私は思います。

生まれ育った環境が違う 日本人は無宗教が多いと思いますが、外国では信仰している宗教がある人が多いと思います。

その点でも考え方が違います。

例えば、クリスマスを例に挙げます。
日本人にとっては、クリスマスは恋人と過ごす日 大人になると家族と過ごすことは減ってくるのではないでしょうか?
夫の国では、クリスマスは家族と過ごす大切な日 もちろん恋人とも過ごしますが、2人きりで過ごすのではなく、家族の集まりに一緒に連れて行くという考え方。
日本と違いますよね。

もう一つ、家族という概念の違いに驚きました。
日本では家族といえば、両親、兄弟、祖父母ではないでしょうか?
夫の国では家族といえば、両親、兄弟、祖父母、いとこ、はとこ、叔父さん、叔母さん、おじさんの家族の子供.… 日本では遠い親戚である人たちもまとめて家族といいます。

色々な違いを受けとめていくのが必要になりますね。

3.どちらかの家族が遠方


私たちの場合は日本に在住しているため、夫の家族が遠方です。

コロナ禍になり、会いたくても会えない状況が続いています。
2020年に来日してもらおうと航空券も購入していたにも関わらず、入国規制のため来てもらえず。
そのチケットももうすぐ期限が切れそうです。
最後に夫の家族に会えたのは5年前です。

これは本当にデメリットだと思います。

夫の家族が孫の成長を近くで見ることができないというのは本当に可哀想なことですよね。

4.帰省に大金がかかる

家族で帰る、または夫の家族が来るとなると、一人の航空券ではなく、複数名の航空券が必要となる。

それだけでも、料金は高いです。

燃料費が高騰しているせいか、今購入しようとすると1人分でも30万円はします。

以前は3人分で同じくらいの金額で買えていたので、現在の航空券代は本当に高いです。
前回のチケットの返金ができないため、再度購入しなければいけないのですが、こんなにも航空券代が高騰しているとどの時期に購入するかを迷います。

夫の国が故郷になる反面、パートナーの母国によっては、帰国に大金がかかるというデメリットがあります。

計画的に旅行資金を貯める必要が出てきます。

5.手続きに手間がかかる・情報が少ない

私たちは結婚手続きをするときに、行政書士さんなどに頼ることなく自分たちで全ての手続きを行いました。

パートナーがアメリカ合衆国や韓国、中国など比較的身近に多くいる出身国ですと情報が流通していて情報収集が簡単かもしれません。

しかし、あまり聞きなれない国の出身の方ですと、情報が少ないため、手続きに必要な書類などの情報を収集するところからが大変なことが多いです。

外務省、市役所、大使館、あらゆる所へ電話連絡や実際に足を運び情報を収集しました。

日本での手続きはもちろんですが、相手の国でも手続きをしなくてはいけないため、その情報収集は相手にやってもらうなど、手続きが本当に大変でした。

書類を送るにも国際郵便の速達や保証をつけると高かったです。

結婚手続きは本当に大変だったので、もうやりたくないです。

その他には、パートナーが日本語の勉強をしていない場合、日本での手続きは全て自分でやらなくてはいけないのでそれも地味に大変です。

わたしが、夫の国に在住すれば、立場は逆転するため、お互い様。助け合いが大切ということですね。

6.海外旅行が自由にいけない

国際結婚したら、言葉に困らず色々な国に旅行に行けると思っていたのです。

が、そうでもない場合があります。

結婚相手の出身国によっては、行ける国、行けない国(行くための審査、手続きが必要)があるなどのビザの問題があります。 ※現在はコロナ禍になり入国制限がある国は多いですが…。

コロナ禍前は、
旅行するのにビザが必要?審査?が必要であることに日本人である私は衝撃を受けました。
行けない国なんてあるんだと!!

日本のポスポートはほとんどの国へ自由に行けますよね。
日本ほど、ビザが必要なく色々な国へ行ける国は少ないようです。

コロナ禍前は年に1回海外旅行をしていたのですが、行きたい国を調べる前に、夫はどの国なら行けるのかを確認してから調べるようにしていました。

結婚相手の出身国によりますが、そういうケースもあります。

7.食の好みの違い

夫の国ではあまり魚介類を食べないためか、私が魚介類の料理をすると食べる時と食べない時があります。

納豆も食べません。食べると臭いと文句を言われます。

煮物などは食べてくれるようになりましたが、結婚当初はあまり好きではなかったようです。

夫は宗教上、お肉を食べられない期間があり、そういった所も少し面倒くさいときもあります。

自分が好きな料理を食べてくれない時は一人で楽しむ必要がありますが、独り占めできるとプラスに考えることもできますね。
考え方次第でメリットにもなるかもしれません。

まとめ

国際結婚をして10年目の私が考える 国際結婚のデメリット7選でした。

考え方次第でこのデメリットも十分メリットになるかもしれません。

大変なことはありますが、毎日楽しんで生活ができるようにお互いの考えを尊重し、話し合いを大切にして過ごしています。




月額1,300円(税・送料込)で世界の絵本が届く【ワールドライブラリーパーソナル】




2日間の短期集中英会話キャンプ【 English Boot Camp 】




無料体験実施中!話題の英会話カフェLanCul

-国際結婚