看護師経験浅く辞めて大丈夫だったの?
確かに経験が少ないと心配だよね。
次の仕事を見つけるときとか大丈夫だったの?
次の仕事が見つかるか不安だよね。
私もそうだったよ。
こんな疑問にお答えします。
十数年前にワーホリのために、看護師経験2年で辞め、ワーホリへ約1年行った経験があります。
その後、ワーホリであった今の夫と国際結婚。
現在は病院へ再び再就職して早10年経ちました。
そんな筆者の経験をもとに「看護師の経験が3年未満は困るのか?」についてお伝えしていきます。
ワーキングホリデーへとは何かについてはこちらを参考にして下さい。
ご興味のある方は是非ご覧ください。
仕事を辞めようと思った経緯
私は社会人になってから、海外旅行によく行くようになりました。
看護師は不定休の代わりに平日に連休があるので、海外旅行に行きやすいですよね。
夜勤明けの2連休があれば近場の韓国や香港、台湾、グアムなど近場の海外へよく遊びに行きました。
短い休日に旅行へ行く!看護師あるあるではないでしょうか。
私はどちらかというと、ものにお金を使うよりも、経験にお金を使いたい派だったのでよく旅行に行きました。
海外旅行に行くと、現実逃避ができ、ゆっくり羽を伸ばせるのでそこが魅力でした。
一緒に行く友人が英語を話せる人が多く、その人たちのように英語が話せるようになるともっと楽しいんだろうなと思うようになり、いつしか英語が話せるようになりたいと強く思うようになりました。
一番の理由は、顔全体にできた吹き出物
それを直したいと思い、仕事を辞めようと決断しました。
そんなことで仕事を辞めたの?思われるかもしれませんが、
たかが吹き出物 されど吹き出物… 当時の年頃だった私には本当につらいものでした。
生活習慣を直せばいいといわれるものの、看護師の仕事をしていたら無理です。
ストレス、不規則な生活 悪くなる因子がばかり
高額のエステサロン 吹き出物がなくなるのを信じて数十万円使いました。
行った後は少しは良くなるんですが、すぐにまた増えるの繰り返し。
仕事によるストレス、夜勤をする不規則な生活の日々悪循環
せっかくお金を稼いでも、吹き出物をなくすためにまたお金を使う ±0 と思うようになりました。
ちょうどその頃、3.11 東日本大震災があり、人生何が起こるか分からないから後悔しない人生を送ろう
と思うようになりました。
仕事自体は嫌いではなかったものの、英語も話せるようになりたいなという思いと
いろいろと調べるうちに、ワーキングホリデーという制度があるということを知りました。
年齢制限もある 今しかできないことをやらなくては!!と強く思い、ワーホリへ行く決断をしました。
看護師経験3年未満で仕事を辞めて困る?
一般的にどの仕事もそう言われていると思いますが、3年は仕事を続けた方がいいという風潮がありますよね。
看護師は特に3年はやったほうがいいといわれることが多いと思います。
病棟勤務の場合は
1年目は業務を覚えるのに必死
2年目は仕事にも少し慣れ、少しの余裕が出てくる
3年目はプリセプターとなり新人指導に関わり、リーダー業務を行うようになる
と大きく仕事の内容と責任が変わってきます。
そのため、看護師経験が3年未満だと、新人教育やリーダー業務を行う前に辞めることになり、次の病院で再就職した際にスキルアップに少し時間がかかることがあるかもしれません。
病院へ再就職する予定はなく、施設やクリニック勤務になる予定でしたら、スキルアップについてはあまり深く考えなくてもよいと思います。
成人病棟へ勤務していると、バイタルサイン測定や採血採取などはほとんどの病院で行うので、基本的な看護技術は2年程度で身に付くので、技術面ではそこまで心配はいらないでしょう。
今は、多くの病院で、“ラダー”を用いているところが増えてきていると思うので、自分のスキルアップと相談をしつつ、どのラダーになったらやめようと検討するのもいいかもしれません。
困ったこと・後悔したこと
実際、私が辞める時に同期はプリセプターとなり新人指導を任されるようになり、私もやってから辞めた方が良かったのかなと思ったこともありました。
でも辞めることの後悔はありませんでした。
退職した後、看護師の派遣の登録をしました。
実際に派遣会社へ行き、簡単な面接を受けましたが、特に何事もなくスムーズに登録をすることができました。
私は、派遣のお仕事で、訪問入浴、デイサービス、健康診断のお手伝い、小学生の遠足の引率などをしました。
どの業務も看護師経験2年ちょっとの私にも問題なく行える業務ばかりで、困ることはなかったです。
私は派遣のために2社登録して働きました。
ワーホリ後に病院へ再就職した際、前回と全く違う科に配属されたので、病態など一からの勉強。
知らないことは調べる。それは正直どこでも当たり前なので苦ではなかったです。
唯一困ったなと思ったことが、私は2年ちょっとで前の病院を退職したので、プリセプターを経験していなかったので、自分が新人さんを教えるときに関わり方に困るということはありました。
ブランクを感じることはありましたが、再就職先では多くのサポートをしてもらえたので、業務自体困ることはあまりなかったです。
転職のメリット・デメリット
看護師経験が浅いメリットとでメリットはどんなことがあるのでしょう?
私の経験も踏まえて書いてみようと思います。
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メリット
経験が浅いため、変なプライドもなく、すんなり違う職場に馴染める可能性が高いです。
少し経験があると、前はこうだったのに…あーしたらいいのに…と思うことが増えてしまいます。
違う分野の病院などに行くと、必然的にまた病態の勉強をしなくてはいけなくなります。
経験が浅い分、一からやり直しと考え、教えてもらうことを聞ける 素直な気持ちで仕事を覚えられるので、これはメリットです。
看護師経験が浅いということは、まだ若いということでもあり、物覚えが早いということもメリットですよね。
悪いことばかりではないので、辞めたいと思ったら辞めて、新しいところで働くのも一つの手です。
デメリット
ではデメリットはなんでしょう。
経験が浅いため、経験したことがない業務が多く、他の業務に慣れるのに時間がかかる。
キャリアアップを考えた時に同期よりも遅れてしまう。
このぐらいではないでしょうか?
正直、病院は慢性的な人手不足なので、余程の問題がない限りは雇ってくれることろが多いです。
私の周囲で聞いた話によると、国公立の病院は準公務員となるので、既卒の看護師の就職は難しいと聞いたことがあります。
いわゆるその他の普通の病院でしたら、経験が浅くても転職活動に困ることはほとんどないのでは?と思います。
まとめ
正直、看護師は仕事を選ばなければいくらでも転職ができます。
私も経験が浅く一度看護師を辞めてワーホリへ行った経験がありますが、帰国後は転職活動に困ることなく、すぐに希望した病院へ再就職ができました。
現在はその病院で10年以上勤務しています。
今、私は新人看護師教育担当になり、新人さんと関わることが多いです。
その中にはどうしても病棟に馴染めない、仕事が不得意な子がいます。
急性期、慢性期など色々な場所がありますよね。
自分の合う、合わないが勤務先にもあると思います。適材適所があるはずです。
自分に合わないなーと思ったら、思い切って転職してみるのも一つです!!
気持ちや体が病んでしまうことも多いこの職業だからこそ!早め早めに行動してみるのもいいかもしれません。
自分に合う場所が見つかれば、長く働いてみてもいいですしね。